Kisho Kakutani
角谷 紀章
PROFILE
2017年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2019年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了
2022年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程日本画専攻修了、美術博士
現在、東京藝術大学美術学部絵画科日本画教育研究助手カメラの性能やコンピューターグラフィックスなどのデジタル技術の目覚しい発展により、リアルで精巧な映像は私たちにとって当たり前のものとなっている。
90年代生まれの私も同様で、デジタル技術の発展とともに成長してきた。しかし、映像の解像度や鮮やかさが増すにつれて、言葉では言い表せないリアリティのようなものが欠けてきているように思うのです。
SNSの急速な浸透により、画像は世界中で共有され、私たちはその多くを気に留めることなく消費しています。私は、こうした限りなくリアルな映像の「見えない」ところにあるリアリティを表現しようとしているのです。
それは、見る人の記憶に作用する、言葉にしにくい「存在感」や「感覚」だと考えています。
私は作品を通して、見る人が自分の記憶や考えを通して想像し、解釈するようなイメージ作りを目指しています。大学では日本画を専攻していましたが、2021年からは「Frosted Window」シリーズや「Curtain」シリーズなど、ぼかし処理を施した日本画の枠を超えた作品を制作しています。
CV
Solo Exhibition
2025「FOG」MU GALLERY|Tokyo
2024「媒介であり防護壁」銀座蔦屋書店|Tokyo
2023「白い夜」コートヤードHIROO|TokyoGroup Exhibition
2025「Resonance of Friendship:Echoes of Contemporary Japan」White Walls Gallery|Philippines
「Art ENCOUNTERS」蕎麦屋 SHABA(大宮門街)|Saitama
「Meta Perspective」四季彩舎|Tokyo
2024「Un certain regard」SEOJUNG ART|Busan
「The torrent in seconds ― 秒角の激流」WHITE STONE GALLERY銀座新館 |Tokyo
「ART ART KOBE -ArtSticker SELECTION-」
「Group Exhibition Part.2 with Shikisaisha Gallery」Empathy Gallery|Tokyo
「京一原绘 & 四季彩舎 联合展出」京一原绘|Beijing
2023「WHAT CAFE EXHIBITION Vol.26」WHAT CAFE|Tokyo
「Group Show “New wave” 」四季彩舎|Tokyo
「Art in Tokyo YNK Spin-Off Event
“TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI つながりのはじまり”」
BAG-Brillia Art gallery|Tokyo
「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」銀座 蔦屋書店|Tokyo
2022「DRIVE UP!」WHAT CAFE|Tokyo
「F/ART / Hotel粋sui」四季彩舎|Tokyo
「角谷紀章×田尻周也」四季彩舎|Tokyo
「Art in Tokyo YNK」東京スクエアガーデン|Tokyo
「WHAT CAFE EXHIBITION Vol.22」WHAT CAFE|Tokyo
2021「FACE2021」SOMPO美術館|Tokyo
「A-TOM ART AWARD」コートヤードHIROO|Tokyo
「第30回佐藤美術館奨学生展」佐藤美術館|TokyoOthers
2023 BSフジ『ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~#399』出演
ロールス・ロイス・モーターカーズ大阪 スペクター発表会での作品展示Art Fair
2025 「ART365 高知大丸」四季彩舎|Kochi
「ONE ART TAIPE 2025」|Taiwan
2024 北京当代芸術博覧会 Beijing Dangdai Art Fair 2024|Beijing
「ONE ART TAIPE」|Taiwan
2023 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023|Fukuoka
ART FAIR TOKYO 2023|Tokyo
ONE ART TAIPEI 2023|Taiwan
2022 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2022|FukuokaAward
2023 「WATOWA ART AWARD」|小松隆宏賞
2020 「CAF賞2020」入選
「SICF21」|田中景子賞受賞