ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025出展のおしらせ

ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025出展のおしらせ
この度、Goyo GalleryはART FAIR ASIA FUKUOKA 2025への出展が決定いたしました。
本展では、木工藝作家・佃眞吾の作品を中心に、現代アーティストのタカハシマホ、セボス(Cevo)、増田洋一郎の平面作品をあわせて紹介します。
佃は家具職人としての研鑽と木漆一貫の技術を背景に、木の持つ個性を見極めながら成形し、圧倒的な存在感を放つ作品へと昇華させます。素材への深い敬意と洗練された造形は、木工藝がいまなお進化し続ける領域であることを示しています。
タカハシマホは、幼少期の記憶から生まれた少女像〈ANOKO〉をシンボリックな形に還元し、現代における「私的な聖域」を描き出します。セボスは、東京や京都での経験から着想したシリーズ〈Otoky〉において、レトロフューチャーやアニメ文化を再構築し、1点ごとに70–90時間を費やして緻密な世界を描きます。増田洋一郎は、ホテルや公共空間を彩る端正な抽象作品から一転して新たな挑戦を行った新作で臨みます。場に静かなリズムと奥行きを与えます。
伝統と現代、素材とイメージ、世代と地域が交錯する場として、今回の展示は鑑賞者に新たな視点を提供します。作品を通じて、木工藝と現代美術が紡ぎ出す対話をぜひ体感してください。
【Artist】
佃眞吾 (https://www.instagram.com/tsudamoku/)
1967 滋賀県長浜市生まれ
1990 木工家具職人になる
1992 仕事のかたわら黒田乾吉より木漆一貫仕事を学ぶ(~1996年)
1995 京指物 井口木工所に弟子入り
2004 独立
2005 79回 国展工芸部初入選
2007 81回 国展工芸部 国画会賞受賞2010 「現代日本の工芸家 11人」出展 ミラノ・サローネ/イタリア
CEVO (https://www.instagram.com/cevoss/)
Cevo(ゼボス)はアルゼンチン出身ストックホルムを拠点に活動するアーティスト・デザイナー。
個人的な体験と「未知」への探究をテーマに、シュールレアリスム的な作品を制作しています。代表作「Otoky(オートキィ)」は、東京と京都を訪れた体験から生まれ、日本の文化や都市風景への敬意を表現しています。レトロフューチャーやアニメの要素を取り入れた絵画は、2024年のアートフェアで完売し注目を集めました。
「Otoky」の制作は写真の模写にとどまらず、早朝からの撮影や現地探索を通して得た1000枚以上の写真から構図を練り、70〜90時間かけて1作品を完成させます。日本へのオマージュとして、今後も新作が展開されていく予定です
タカハシ マホ (https://www.instagram.com/t.maho_art/)
1992年生まれ。千葉県出身。
幼少期の全ての記憶と経験は、人として成育するうえで重要な軸となる。タカハシはそれを原点とし少女を描いているが、その容姿は観覧者が自己投影できる鏡とし、視覚的情報が簡略化されている。彼女の描く世界は、情報や物で溢れた現代社会を生きる個のための聖域であり、祈りのようなものでもある。アニメ、漫画に登場する我々が憧れるヒーロー、ヒロイン象に当てはまらないシンプルなその見た目は、豊かな時代が生んだ平和と平等を願う象徴であり、新たな少女像の形なのである。
増田洋一郎 (https://www.instagram.com/yoichiro_masuda/)
1981年生まれ。東京都在住。2005年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
国内外で数多くのコミッションワークを手がけ、早い段階から注目を集めました。109シネマズプレミアム新宿や白金ザ・スカイなど、商業施設や住居など様々な場所に独特の質感をもたらし、個展もGINZA SIXやハイアットセントリック銀座などで開催しています。絵画教室を主催し、近年では活動の幅を広げています。






【Booth No.】E16
【Date】9/25(Thu) – 9/2(Sun)
【Hours】
9/25(Thu) 13:00-19:00 VIP View
9/26(Fri) 11:00-19:00 Public View
9/27(Sat) 11:00-19:00 Public View
9/28(Sun) 11:00-18:00 Public View
【Location】〒812-0021
福岡県福岡市博多区沖浜町2-1 マリンメッセ福岡B館