
百田暁生 x タカハシマホ2人展
「あそぶこといのること」
この度、Goyo GalleryはART FAIR ASIA FUKUOKA 2024への出展が決定いたしました。
笑い声が聞こえる。子供たちが遊んでいる。
こぼれる笑顔…その様子に、とても神々しいものを感じることがある。
自分の中にある、純粋で未成熟な感情や記憶を揺り動かし、内省と癒しを促すことがある。
百田暁生による白磁の作品には、「無垢なるもの」
世界の純粋さや原初的な美しさが存在して、鑑賞者に祈りにも似た感情を与える。
タカハシマホの作品に登場する「ANOKO」及びモチーフは、
時代や文化を象徴するイメージであり、鑑賞者のインナーチャイルドに強く訴えかける。そこには、”可愛い”という日本独自の美意識が介在し、親しみやすさと深い感動を与える。
遊びは、創造性や社会性を育む活動であり、楽しみながら学び、成長する機会を提供する。祈りは、日常生活から一時的に離れ、精神性を高める行為であり、内面的な平和や感謝の気持ちを表現する手段である。遊びと祈りは、それぞれが独自の方法で人間の内面世界に富をもたらし、生活に深みと色彩を加えている。
アイコンとしての象徴性、インナーチャイルドが持つ純粋な感性、可愛らしさによる親しみやすさ、無垢なるものの清らかさを融合することで、見る人の心に残るストーリーを紡ぎ出し、現代社会における様々な価値観や感情を反映させ、多くの人々にとって共感や新たな発見を促すような展示を試みる。
遊ぶことは祈りに通じている。
【Artist】
百田 暁生 (https://www.instagram.com/inblue_akatsuki/)
1971 佐賀県有田町に生まれる
1990 有田工業高等学校窯業科卒業
1991 副島四郎先生よりロクロの指導を仰ぐ
1994 奥川俊右衛門先生に師事
1995 暁窯開窯
工房・ギャラリー | in blue 暁
2015年4月にオープン。
緑に囲まれた空間にたたずむ漆喰造りの建物の中には、空のブルー、土の茶色、
日本の四季など、自然をイメージして形になった作品が並んでいます。
先祖は1647年(正保4年)~1871年(明治4年)まで鍋島藩有田皿山代官所統括のもとで窯焼きの
仕事に従事していました。
in blue 暁では、先祖のやきものに対する情熱を受け継ぎ、形と釉薬にこだわり、
独自の作風を追及し、皆さまに感動して頂けるような作品の制作に取り組んでいます。
タカハシ マホ (https://www.instagram.com/t.maho_art/)
1992年生まれ。千葉県出身。
デザイン専門学校卒。
フリーランスのイラストレーター 、デザイナーを経て、美術系専門学校にて講師を務めた後アーティストへ転身。
タカハシマホの作品に登場するキャラクターは、現代を象徴する少女像である。
幼少期の全ての記憶と経験は、人として成育するうえで重要な軸となり、支えとなる。
彼女はそういった幼少期を形成した過去の経験や体験を原点としつつ、現代的少女像「ANOKO」を制作している。
それは自分自身のための聖域であり、祈りのようなものでもある。豊かな時代が生んだ平和と平等を願う象徴なのだ。




【Booth No.】W34
【Date】9/19(Thu) – 9/22(Sun)
【Hours】
9/19(Thu) 13:00-19:00 VIP View
9/20(Fri) 11:00-19:00 Public View
9/21(Sat) 11:00-19:00 Public View
9/22(Sun) 11:00-18:00 Public View
【Location】〒812-0021
福岡県福岡市博多区築港本町2-2 福岡国際センター